【米大リーグ】エンゼルス-マリナーズ(9月25日・日本時間26日 アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。ヒットで出塁したマーシュを一塁に置いて迎えた1回の第1打席にライト線を痛烈に破るタイムリースリーベースを放った。打球速度もさることながら、快足を飛ばして三塁を陥れた大谷を呆気にとられた表情を浮かべて見つめるマ軍先発・アンダーソンの様子が現地映像に映し出されると、直近の“四球攻め”にフラストレーションがたまったファンからは「素直に敬遠しとけw」などの声が上がった。
初球90マイル(約144キロ)の真っすぐを見送って1ストライク、その後、インハイの真っすぐを2球続けてファウルにして迎えた4球目、インコースに投じられた80マイル(約128キロ)のチェンジアップを強振した大谷の打球は2バウンドでフェンスに到達した。本塁への送球を諦めたマ軍野手は三塁へ送球。タッチプレーで際どいタイミングとなったが、三塁手・シーガーの落球を確認した塁審が両腕を広げ、セーフをコールした。
直後、現地映像が大谷の強烈な一打と快足ぶりを目の当たりにしたアンダーソンの「何だアイツ」とでも言いたげな表情に注目。呆気にとられたアンダーソンの表情を目にしたABEMAのファンからは、きのうの試合で2つの申告敬遠を含む4四球と“四球攻め”にフラストレーションがたまっていることもあってか「素直に敬遠しておけばw」などの嫌味が上がった一方、「これでまた敬遠される」など、心配の声も聞かれた。
大谷のスカッとする一打に実況を務めた元メジャーリーガーの井川慶氏は「これをヒットにするのは…たぶんインコースのボール球ですよね」と改めて大谷の打撃に感嘆していた。なお、大谷は3回の第2打席にも同じくマーシュを一塁に置き、アンダーソンから2本目となる適時三塁打を放つなど、エンゼルスが3回途中で7-1と6点をリードしている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)