羽生結弦、木村拓哉などの“なりすまし詐欺”が続々… 出会い系サイトでの実際のやりとりを紹介
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 8日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、出会い系サイトでの「なりすまし詐欺」の手口を複数紹介していった。

【動画】キムタクのモノマネ芸人がなりすましメールを音読(1時間36分頃~)

 この日は「警鐘! SNS詐欺にご用心。生放送でクリックしたらどうなる? SP」と題して、毎日のように届く不審なメールに書かれているURLにアクセスしたら何が起きるのかを生放送中に検証。ゲストには事情に詳しい多田文明氏と鬼島慶介氏を招いた。

 悪徳出会い系業者を告発するサイト「鬼島の出会い系クチコミの鬼!」を運営する鬼島氏は、サイトに寄せられた「芸能人なりすまし詐欺」を紹介。ジャンルとしては「出会い系サイト」にあたるそうで、芸能人とやりとりをするためには「会員昇格費」を払って「会員ランク」を上げる必要があるという。

羽生結弦、木村拓哉などの“なりすまし詐欺”が続々… 出会い系サイトでの実際のやりとりを紹介
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 鬼島氏はなりすまし芸能人の一覧を紹介すると「木村拓哉」「羽生結弦」「小嶋陽菜」「吉沢亮」「指原莉乃」「所ジョージ」といった著名人が名を連ねていた。しかし、いきなり芸能人が出会い系に出没するのは無理があるため、最初は「間違いメールを装ってユーザーを誘導する」と説明した。

 なりすましメールの一例を鬼島氏は紹介。H・結弦(ゆづる)と羽生を思わせる名前で「中居さんご無沙汰してます」と、あたかも中居正広に送ったかのように思わせる内容のものがスタジオでは紹介された。「1回目、2回目は無視していても、さすがに3通目の間違いメールが来たら『教えてあげないといけないな』と思うらしい」と、あえて複数のメールを送ってユーザーの親切心を逆手にとるのだと解説した。

 出会い系サイト内でのやりとりでも、芸能人を語る詐欺に巻き込まれるケースがあるという。一例として挙げられたのは、出会い系サイト内の「莉乃(さしこ)」という登録名の女性。あたかも指原莉乃の電話番号を知ることができそうな文面のメッセージを送ってくるものの、肝心の番号部分が文字化けをして見ることができない……という内容だ。鬼島氏は「もちろん最初から文字化けした状態で送っています」と補足した。

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 そして、鬼島氏が「もっとも手が込んでいた」と紹介したのは木村拓哉のなりすましのケースだった。何度もメッセージの送信間違いをしていた「拓哉」を名乗る人物が、ユーザーが間違いを指摘したことをきっかけに「友達になってくれませんか?」と提案するというもの。

 自身についてフルネームは名乗らないものの「5人グループで活躍していた」「個人的な代表作で言えばHERO」と、明らかに木村を匂わせるキーワードがちりばめられていた。ある程度やり取りを重ねたところで、「実は自身のスマホが故障しており、マネージャーのスマホで連絡をしていた」と明かし、今後も連絡を取るためには別サービス(詐欺サイト)へ登録してほしい……と促すという手口の詐欺だと鬼島氏は解説した。

カンニング竹山の土曜The NIGHT
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