最高裁判所によると、相続人不在で国に入った財産額が2021年度に647億円となり、過去最高を記録した。この財産は、家庭裁判所が専任した相続財産管理人が税金などの未払い、生前にその人のお世話をした「特別縁故者」がいないかなどを確認し、残った額全てが国に入る。一人暮らしの高齢者が増えたことなどを背景に、この10年で1.4倍に増加している。