大関・大の里、決定戦で高安撃破の“逆転V” 3度目の賜杯を抱く 新横綱不在の大阪場所で存在感示す 高安は“9度目の正直”ならず 大相撲 2025/03/23 18:06 拡大する <大相撲三月場所>◇千秋楽◇23日◇大阪・エディオンアリーナ 新横綱・豊昇龍(立浪)が途中休場の大阪場所で若き大関が見事に結果を出した。24歳の大の里(二所ノ関)が、高安との決定戦の末に“逆転V”で3度目の賜杯を手にした。 これまで優勝争いに8回絡んできた前頭四枚目・高安(田子ノ浦)が十三日目まで単独首位を走っていたが、十四日目に高安が前頭十四枚目・美ノ海(木瀬)に敗れ、星の差1つで追いかけてきた大の里が、関脇・大栄翔(追手風)を相手に白星を上げてともに11勝3敗で並び大阪場所の優勝争いは千秋楽にまでもつれ込んだ。この時点で29年ぶりに5人による優勝決定戦の可能性も残していた。 続きを読む 関連記事