昨年10月に史上最年少、14歳2カ月で将棋のプロ棋士となった藤井聡太四段(14)が4月13日、大阪市の関西将棋会館で行われた第30期竜王戦の6組ランキング戦で、星野良生四段(28)に127手で勝利し、自身が持つデビュー以来の連勝記録を「12」に更新した。
 藤井四段は今月4日の第67期王将戦一次予選で小林裕士七段(40)に勝利し、これまでの記録だった10連勝を抜く、11連勝を達成していた。
 これで竜王戦の6組ランキング戦では準決勝に進出。あと2勝して優勝すれば、賞金90万円と竜王への挑戦権をかけた決勝トーナメントへの出場権を獲得する。