優勝候補と考えられていたペスカドーラ町田が苦境に立たされている。オフシーズンに手術を行ったピレス・イゴールが復帰を果たすも、本来のパフォーマンスとは程遠く。首位の名古屋オーシャンズとは勝ち点11差と大きく引き離された中で、逆転優勝に向けて大事なこととは――。
 初のリーグ制覇に向けてストーブリーグで大型補強を敢行したペスカドーラ町田だが、ここまでは苦戦を強いられている。長年の課題だった得点力不足を補うために、ブラジルで数々のタイトルを獲得してきたアウグスト、シュライカー大阪のエースとして活躍し208試合235ゴールという脅威的な数字を残してきたクレパウジ・ヴィニシウスを獲得。しかし10試合を終えて総得点は25ゴールとまだまだ攻撃力は物足りない。