フットボールの神様に愛され、世界中のフットボールファンを魅了してきた男、ジネディーヌ・ジダン。彼は現役時代も、指導者になってからも多くの注目を集めてきた。そしてこれからも――。
 ジダンは2001-02シーズン、レアル・マドリードの選手としてビッグイヤー(UEFAチャンピオンズリーグ優勝チームに授与されるトロフィーの愛称)を掲げた。そして2006年に現役を引退した10年後、2015-16シーズン途中に古巣の監督に就任すると、その年のCL制覇を皮切りにして、2016-17シーズン、2017-18シーズンと3年連続でレアルを欧州の頂点の座へと導いた。