昨年11月に死去した中曽根康弘元総理の「内閣・自民党合同葬」について先週、およそ9600万円の支出が計上されたことについて、28日午前の加藤官房長官会見で「ネット上などではコロナ対策に使うべきだ、高いとの批判が出ている」との質問が出た。
 加藤長官は「中曽根元総理のご功績、これまでの合同葬儀の先例などを勘案して執り行うこととした。延期前に比べて経費が少し増加をしているが、これは会場の借り上げ・設営経費で、簡素なものとしつつも、コロナ対策に万全を期すための必要最小限のものだ。また、予備費には二つがあり、コロナ対策は補正予算の予備費で、葬儀については当初予算の予備費を活用する。これまでもこの予備費が活用されてきた」と説明した。(ANNニュース)