『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの最新作にして完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が3月8日から公開された。新型コロナウイルス感染拡大の情勢を鑑み、公開は2度延期。待望の劇場公開ということで、初日から多くのファンが集大成となる本作を堪能、その結末を見届けた。テレビシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』から数えて25年半に渡り、主人公・碇シンジ役を務めてきた声優・緒方恵美は「何かを達成したとか、何がなくなったというのとも少し異なり、今は淡々とした気持ちです」と、公開から1週間経った際の心境を明かした。さらに作品への思いについては「この先はみなさまの中にある『エヴァンゲリオン』が全て。みなさま次第です」とも語った。まさに世紀をまたいだ作品の行く先は、ファン一人一人に託された。