世間をざわつかせた"闇営業問題"の渦中にいたお笑い芸人たちが、続々とボランティア活動を始めている。しかし、そうした動きに対し「反省=ボランティアは違くない?」「ボランティアは罰ゲームじゃないから」「禊だから、自分がやりたいからやっているわけじゃなく、助けてあげようと思ってやっているわけじゃないと思うんで。やらされてる感」という疑問の声も少なくない。
 そもそも欧米各国ではボランティア活動が日常の中に浸透しているが、日本は遅れ気味。それどころか慈善活動や、社会貢献に対する"うがった見方"も後を絶たず、有名人がSNSなどに活動報告を投稿するだけで「偽善」や「売名行為」などと言われてしまうことも。実際、街で聞いてみると「過度にアピールするのはちょっと偽善なのかなって。やたらとボランティアしたことが良いことかのようにアピールする投稿は違うのかなって」「人のためにやるんだったら、自分のメリットは考えなくていいんじゃないかなと思う」「ボランティアをしている自分がかっこいいとか、自己実現的なことを思ってやっている人は多そう」と言った声が聞かれた。