「桜を見る会」を巡る疑惑に対する野党の追及が続いている。総理による税金の私物化だという批判に始まった問題は、前夜祭の会費、招待者名簿の廃棄、総理枠による反社会的勢力の推薦、マルチ商法「ジャパンライフ」元会長の出席など、疑惑が疑惑を呼んでいる。
 こうした疑念の解消のために必要なのが、「招待者名簿」の検証だ。しかし、紙の資料をシュレッダーで破棄したことに続いて、電子データの消去も判明。野党は2日、今国会最後となる安倍総理との直接対決に臨み、この点について質した。