これは予測がつかない。団体戦で行われることになった第3回の「AbemaTVトーナメント」で、三浦弘行九段(46)が将棋界初のドラフト会議に向けて「普段交流のない人から選ぶ」と宣言した。今大会では、リーダーとなる棋士が、ドラフト会議で自ら仲間となる棋士を2人指名することになる。同門、同世代など、何かしら縁がある棋士を指名するのでは、という意見が飛び交う中、完全な独自路線を明示。実直な男が初参加の超早指し棋戦、プロ将棋界初の団体戦でガチに頂点を取りに来た。