“withコロナ”の流れの中で企業が推し進めているリモートワーク。しかし同時に、デジタルツールを使いこなせない、そもそもネットのことが良くわからないなどの理由でリモートワークに適応できない中高年が“働かないおじさん”として、あちこちで槍玉にあがっているようだ。
 『ABEMA Prime』の取材に、製薬会社勤務のレイチェルさん(仮名・30代)は「かなりパソコンが苦手。“エクセルが全然開かないです”と言って、実はウィンドウが小さいだけで、何重にも開いているのに気づいていないだけだった」「ウェブ会議のログインIDが書かれたメールを見つけられず、他部署の女の子に電話で一生懸命聞いているうちに会議が終わってしまった」と証言。保険会社勤務の鈴木さん(仮名・20代)は「7割をテレワークにしようという話が出ている中で、スカイプの設定もできないと。そして、ハンコを押すために出社している。むしろ出社したくてしょうがないんだと思う」と話した。