不登校、自殺、児童虐待での検挙数が過去最多の現状に岸田総理「胸がふさがる思い」

 14日夜の岸田総理の記者会見で、政治ジャーナリストの安積明子氏から文科省が13日に公表した「2020年度児童生徒問題行動・不登校調査」を踏まえた質問が出た。

【映像】岸田総理、今回の選挙は"未来選択選挙"

 安積氏は「次の選挙で投票権がまだない子どもの問題について伺いたい。2020年度児童生徒問題行動・不登校調査では、2020年度の不登校児童・生徒の数が19万6127人と昨年よりも8.2%多く過去最高、自殺者数も415人と最多で、これは11年前と比べ2.7倍だ。また、児童虐待の件数も多くなっている。警察が児童相談所に通告したのが10万6991件と前年度から8769件増加、検挙数も2133件と最多だ。総理は次の選挙を“未来選択選挙”と位置づけられたが、子どもの問題の優先順位は決して低いものではないはずだ。コロナで変えられてしまった社会のひずみに、子どもたちが落ち込んでしまっているのではないか」と質した。

 岸田総理は「子どもの問題、課題は、政治にとって未来を語る上で大変重要なものだと認識している。ご指摘の様々な状況を考えると、胸がふさがる思いだ。なんとしても子どもたちの未来を切り開いていかなければならないと強く感じている。私は就任した時に、国民の皆さまに3つのお約束をした。対話・説明、多様性を大事にすること、そして心温まる社会を作っていきたいということだ。子どもの問題は、地域や家族、仲間の人間関係が大きく影響していると思う。それに対して経済的な支援、環境整備も大事だが、やはりなんと言っても人と人との絆に影響される課題ではないかと思う。そうした観点から、当事者の方が自分で抱え込んでしまう状況に対して寄り添うことができる体制、困った時にいかに相談できる体制を政治として用意していかなければならないと思う」と述べた。(ABEMA NEWS)
 

現金給付は選挙のため?宇垣美里「ニンジンをぶら下げている」バラマキ批判も
現金給付は選挙のため?宇垣美里「ニンジンをぶら下げている」バラマキ批判も
ABEMA
「派閥の力に屈したように見せかけて…」岸田内閣は実力重視の“策士内閣”か? デジタル3人衆、抜擢人事、甘利氏起用の意図
「派閥の力に屈したように見せかけて…」岸田内閣は実力重視の“策士内閣”か? デジタル3人衆、抜擢人事、甘利氏起用の意図
ABEMA
「岸田内閣が安倍さんの傀儡かというと必ずしもそうではない」 岸田派と麻生派が合流する“大宏池会構想” 実現の可能性は?
「岸田内閣が安倍さんの傀儡かというと必ずしもそうではない」 岸田派と麻生派が合流する“大宏池会構想” 実現の可能性は?
ABEMA