今春から「東証プライム市場」に新編された「東証一部市場」。その上場基準として求められているのが、社内の利害関係に囚われない立ち位置である「社外取締役」の人数を取締役会の3分の1以上にすることだ。
 ガバナンス改革や経営の“見える化”などを目指して社外取締役を増員する企業も出ている一方、女性比率を高める観点からスポーツ選手や俳優、アナウンサーなどが選ばれて話題になることもある。