北海道で推定300キロになる巨大なヒグマが63頭の牛を襲った。足幅が18センチもあり、被害が初めて確認されたのがオソツベツ地区であったことにちなみ「OSO18」と呼ばれている。
7月には牛6頭が「OSO18」に襲われた。5頭が死に、1頭が負傷している。被害は3年前から確認されていて、これまでに襲われた牛は63頭にも上っている。
過去と今回の被害はいずれも、7月から9月半ばに起きていて、ヒグマが餌を手に入れづらい時期にあたるという。
北海道ヒグマ対策室・武田忠義主幹は、生態について「ヒグマの大きさは前足の幅で推定できるんですけれど、18センチというとかなり大型の雄であるということが考えられます。非常に警戒心が強く、人前に姿を表さずに夜間のみ行動をして、捕獲が困難を極めております」と述べている。(『ABEMAヒルズ』より)