日本代表DF冨安健洋(23)は今年11月にFIFAワールドカップ・カタール大会を控える中、アーセナルにおける自身の序列について語った。19日、フランスメディア『Essonne info』が伝えている。

 冨安健洋は昨年8月にボローニャからアーセナルへ完全移籍。プレミアリーグ挑戦1年目から右サイドバックでレギュラーに定着していたが、今年1月以降は右ふくらはぎなど複数箇所を負傷。今季開幕戦でメンバー外だったが、U21チームの試合で実績復帰すると13日の第2節・レスター戦で途中出場した。

 そんな冨安健洋は、20日の第3節・ボーンマス戦で右サイドバックでのスタメン出場が予想されている。ただ本人は「昨シーズンは怪我が多かったので、新加入選手のように、レギュラー奪取にむけての強い気持ちが必要です」

 「最も大事なのは、シーズン終わりまでつねに良いコンディションのもとプレーできるように、無理をしないことですね」と、レギュラーが保証されていないとの見解を示している。

 アーセナルは昨季プレミアリーグを5位で終えたため、今季はUEFAヨーロッパリーグに参戦する。冨安健洋はカタールW杯直前まで過密日程になることについて「体力がつくと思いますね」と前向きに捉えると「アーセナルで自分の仕事をしなければ、ワールドカップはない。まずは、アーセナルでの日々を充実させたいと思っています」と意気込みを語った。