将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が12月2・3日の両日、鹿児島県指宿市の「指宿白水館」で行われた第35期竜王戦七番勝負第6局で挑戦者の広瀬章人八段(35)に113手で勝利し、タイトル初防衛に成功した。4勝2敗でシリーズを終えたが、対局後に行われた記者会見では「未知の局面への対応力足りていない」と課題を口にする場面も。また、来年1月に開幕する王将戦七番勝負では、羽生善治九段(52)とタイトル戦で初対戦することが決まっており、「非常に楽しみ」と語った。会見の内容は以下の通り。