卓上の舞姫が、発声でもファンを惹き付けた。1月31日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」の第2試合では、EX風林火山の二階堂亜樹(連盟)が登板し、お馴染みの“吐息が混ざるツモ”を見せた。当試合は起家から渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)、亜樹、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)の並びで開局。序盤から混戦の様相を呈する中、持ち点2万点の2着目で迎えた東4局、「ちょっと苦しい配牌か。ペンチャン、カンチャンが目立ちます」と実況が評するなど、亜樹の配牌は決して恵まれたものではなかった。
それでも巧みにさばき続けるうち、中盤に役なしながら2・3索のシャンポン待ちでテンパイ。終盤に3索を引き寄せると、「あん…ツモ」と妖艶なツモ宣言の後に「300・500」と小声で点数を申告した。この“吐息が混ざるツモ”には「あんつも」とコメント欄が大渋滞。「亜樹ちゃん!」「あんつもきたー!」「素晴らしい」「最高!」といった投稿も数多く寄せられた。
ちなみに、試合は序盤で大量リードを奪った白鳥が逃げ切り。亜樹は南2局で白・赤の2900点、南3局3本場でリーチ・平和・赤2・ドラの満貫・8000点(+900点、供託2000点)をアガるも、持ち点3万600点で2着だった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)