16日に発表されたMサイズの卵の卸売価格は、1キロあたり345円をつけ最高値を更新した。
そんな中、株式会社半澤鶏卵に勤務する、半澤清哉さん(28)がSNSで寄せられた声に対し、気持ちを訴えている。
「最近お客様に『卵1パック200円台は高すぎ!ぼったくりすぎ!』と言われますが、『もうこれ以上、値段を叩かないでください!』」(半澤さん、以下同)
半澤さんによると、1パック当たりの生産者利益はわずか2%ほど。1パック200円の場合、利益は4円にしかならない計算だ。さらに、電気代などの高騰が追い打ちをかけている。
「私たちもどうすれば卵をもっと安く生産できるかに走ってしまった背景がある。これ以上コストを下げてしまうと企業努力では難しい部分も出てくるので、少しでも卵の価格をご理解いただけたらありがたいなと思う」
(『ABEMAヒルズ』より)