2月21日の東京ドームにおける武藤敬司引退後の初のビッグマッチとなった3月19日の横浜武道館は“方舟”プロレスリング・ノアの今後の航路を占う大会。ましてや、武藤引退の日にGHCヘビー級王者の清宮海斗が新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカに敗れているだけに注目度が高いのは当然だろう。
 その清宮に「お前がベルトを持っていても、これ以上、何も生まれない。俺が新しいビジネスモデルになって、もっともっとノアを潤わせてやる」「お前がやっていることを否定しているわけじゃない。ただ、今のお前にベルトは重荷なんだよ。だから俺は“俺を観に来い”とは言わない。ノアを観に来い」と迫り、この新生ノアのスタートの日に挑戦権を掴んだのがジェイク・リー。