独特の世界観、将棋観を持つ“貴族”が、今年は気心知れた仲間たちと握手を交わす。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」のドラフト会議が4月1日に放送される。今大会もリーダーとして参戦する佐藤天彦九段(35)は例年、あまり交流はないものの将来性溢れる若手を指名、お互いに刺激を与えながら勝ち進んだが、今年は方針転換。「あまり奇抜な人選はせずに自分がよく知っている感じの人、普段から付き合いがある人を取っていこうかなと思います」と自然体での戦いを目指す。