【将棋】名人戦の日程はいつ？結果や成績の速報も【第81期】

　将棋界で最も伝統と格式のある「名人」の称号を賭けて、激戦が繰り広げられている2023年の第81期名人戦。この記事では第81期名人戦の日程をお伝えするとともに、各局の対局結果も速報として更新していきます。

第81期名人戦の日程は？

　第81期名人戦が行われるのは2023年４月５日から６月28日までの予定でした（６月１日にて決着）。七番勝負で各局は２日制となっており、先に４勝した棋士が新たな名人となります。より詳しい日程は以下の通りです。

第１局：2023年４月５日～６日
第２局：2023年４月27日～28日
第３局：2023年５月13日～14日
第４局：2023年５月21日～22日
第５局：2023年５月31日～６月１日
第６局：2023年６月13日～14日
第７局：2023年６月27日～28日
※第５局にて藤井聡太（ふじい そうた）竜王が勝利し、名人位が確定しました。

　対局者は、第80期名人戦を制した渡辺明（わたなべ あきら）名人と、予選となるＡ級順位戦で７勝２敗の１位タイとなり、プレーオフを勝ち抜いた藤井聡太竜王。ちなみに、挑戦者の藤井聡太竜王は名人戦七番勝負初挑戦となります。

　第５局２日目で藤井竜王が勝利し、名人の座を奪取。竜王、王位、叡王、棋王、王将、棋聖に続いて７冠目となり、全タイトル制覇まで残すは王座戦のみとなります。なお名人位の奪取、７冠ともに、史上最年少での達成です。

　なお渡辺明名人がタイトル防衛に成功すれば４連覇で、名人戦に５回勝つと与えられる「永世名人」の資格に王手がかかる状態でした。

第81期名人戦対局予定・結果【速報】

■第１局（2023年４月５日～６日）
会場：ホテル椿山荘東京（東京都文京区）
先手　渡辺明名人●―〇後手　藤井聡太竜王
総手数：110手

■第２局（2023年４月27日～28日）
会場：浮月楼（静岡県静岡市）
先手　藤井聡太竜王〇―●後手　渡辺明名人
総手数：87手

■第３局（2023年５月13日～14日）
会場：高槻城公園芸術文化劇場（大阪府高槻市）
先手　渡辺明名人〇―●後手　藤井聡太竜王
総手数：88手

■第４局（2023年５月21日～22日）
会場：麻生大浦荘（福岡県飯塚市）
先手　藤井聡太竜王〇―●後手　渡辺明名人
総手数：69手

■第５局（2023年５月31日～６月１日）
会場：緑霞山宿　藤井荘（長野県高山村）
先手　渡辺明名人●―〇後手　藤井聡太竜王
総手数：94手

■第６局（2023年６月13日～14日）
会場：常磐ホテル（山梨県甲府市）
先手　藤井聡太竜王―後手　渡辺明名人

■第７局（2023年６月27日～28日）
会場：天童ホテル（山形県天童市）
先手―後手

※第５局にて藤井竜王が４勝目を挙げ、名人位の奪取が確定しました。

渡辺明名人と藤井聡太竜王の対局成績は？

　なお、この両者の公式戦での対局成績は、2023年５月22日終了時点で23局中、渡辺明名人が４勝、藤井聡太竜王が19勝と圧倒的。しかも藤井聡太竜王は第81期名人戦の第１局、第２局、第４局で勝利しているため、残る第５局～第７局で１勝すれば、谷川浩司（たにがわ こうじ）十七世名人以来40年ぶりに最年少名人記録が更新されることになります。

まとめ

　以上、第81期名人戦七番勝負の日程と対局者、対局成績と結果などをまとめました。2023年６月１日の第５局を終えて、挑戦者の藤井聡太竜王が４勝１敗で名人位を奪取。史上最年少での名人位、および７冠となりました。

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