将棋の第81期名人戦七番勝負第5局が5月31日・6月1日の両日、長野県高山村の「緑霞山宿 藤井荘」で指され、藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が渡辺明名人(39)に勝利しシリーズ成績4勝1敗で初の名人位を獲得した。この結果で藤井竜王は、最年少名人と七冠獲得のダブル快挙を達成。終局後には記者会見に応じ、「名人という言葉には子供の頃から憧れの気持ちを抱いていたので、今回獲得出来たことについてはすごく感慨深いものがあります」と喜びを語った。質疑応答の主な内容は以下の通り。