<大相撲九月場所>◇五日目◇14日◇東京・両国国技館
序二段九十九枚目・房州山(境川)と序二段百二枚目・朝ノ島(高砂)の一番は房州山が押し倒しで圧倒したかに見えたものの物言いがつき、行司が一瞬固まってしまう一幕があった。視聴者からも「ん?」「何を確認w」と驚きの声が寄せられた。
169キロの巨漢・房州山は、130キロの朝ノ島を相手に立ち合いから力強いぶちかましを披露。圧力に押された朝ノ島は弾き飛ばされるように後退した。房州山はさらに畳みかけるようにもう一度当たり、そのまま朝ノ島は土俵を割った。
房州山が2発の当たりで相手を吹き飛ばし圧勝したかに見えた一番。行司の式守衆侯も「勝負あり」と東の房州山に軍配を上げたが、直後、向正面赤房下で審判を務めていた元関脇・栃乃洋の竹縄親方が、さらに元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方が相次いで手を挙げて物言いがつくことに。予想外の物言いに、東方力士に勝ち名乗りを行うべく体の向きを変えた行司も「えっ!」と戸惑うように“ビク”っと一瞬固まった。
協議の結果、行司軍配通り房州山が勝利。審判長を務めた元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方が「ただいまの協議は確認の協議であり、行司軍配どおり東方力士の勝ちといたします」とアナウンスすると、この説明に聞き耳を立てていた衆侯はホッと一安心した様子を見せていた。房州山は3勝目。敗れた朝ノ島は1敗目を喫した。
房州山の圧勝に見えたものの物言いがつく展開に、ABEMAの視聴者も「ん?」「何だ!」「どこだろ」とざわついたほか、協議後のアナウンスで何を確認したかの説明が無かったため、「何を確認w」「何だったんだ」など驚きの声も相次いでいた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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