毎年、ユニークな研究に贈られるノーベル賞のパロディー版「イグ・ノーベル賞」がアメリカで発表されました。2023年は電流で味覚を変えるという発明をした、日本人研究者の受賞が決まりました。
「13年間ぐらいにわたって行ってきた研究で、まだ知らない方々にも伝えることができるというのは僕らとしては非常にうれしいです」(明治大学宮下芳明教授)
14日に発表されたイグ・ノーベル賞の栄養学賞を受賞したのは、明治大学の宮下芳明教授です。電気をスプーンなどの食器を通して食品に流すことで味が変ったように感じさせるという研究です。塩分が控えめな食品もしっかりとした味わいになるということです。
日本人のイグ・ノーベル賞の受賞はこれで17年連続となります。(ANNニュース)