ガザ停戦のカギ握る? “暗殺許可証”を持つ、イスラエルの“世界最強”諜報機関「モサド」とは?「世界中にユダヤ人ネットワーク“サイアニム”を持っている」 ABEMA Prime 2024/06/06 14:30 拡大する ガザでの停戦をめぐり各国政府が協議を続ける中、カギを握ると言われているのが、世界最強ともされるイスラエルの諜報機関「モサド」だ。5月、モサドの長官が仲介役のカタール首相やアメリカCIA長官と会談、人質解放の交渉再開が決まったと報じられて注目を集めた。【映像】「モサド」のバルネア長官 モサドの存在が最初に注目されたのは1960年。かつて600万人ものユダヤ人が虐殺されたホロコーストの責任者で、アルゼンチンに潜伏していたアイヒマンをモサドが見つけ出した。その後、アイヒマンはイスラエルへ連行され、絞首刑に。1972年には、ミュンヘンオリンピック開催中に、パレスチナ武装組織がイスラエル選手ら11人を殺害する事件が発生。モサドはこの報復として「神の怒り作戦」を実行。“目には目を”でターゲット11人に手をかけた。 続きを読む 関連記事