「名誉王座」資格保持者の羽生善治九段か、「前王座」の永瀬拓矢九段か!藤井聡太王座との五番勝負に進出するのはどっちだ/将棋・王座戦挑戦者決定戦 将棋羽生善治,永瀬拓矢 2024/07/22 12:06 拡大する 将棋の王座戦・挑戦者決定が7月22日、東京都渋谷区の「将棋会館」で行われ、羽生善治九段(53)と永瀬拓矢九段(31)が現在対局中だ。昨年10月に前人未踏の全八冠を達成した藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋王、王将、棋聖、22)への挑戦権を手にするのは「名誉王座」資格保持者の羽生九段か、「前王座」の永瀬九段か。注目の一戦から目が離せない。【中継】羽生九段VS永瀬九段 注目の一戦(生中継中) 羽生九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:35期)、順位戦B級1組(A級以上:29期)。タイトルは歴代最多の99期を誇り、棋戦優勝も最多の45回。「七冠独占」「永世七冠」など、数々の大記録を打ち立てた将棋界のスーパースターだ。王座戦は、1992年の第40期に初挑戦・奪取以来、防衛を続け19連覇を達成。翌年陥落も2012年の第60期に挑戦者として五番勝負に登場すると奪取に成功。以降5連覇とし、通算獲得数は24期で永世位の「名誉王座」の資格を保持している。今期は挑戦者決定トーナメントからの出場で、佐藤康光九段(54)、糸谷哲郎八段(36)、広瀬章人九段(37)に勝利し決勝戦へ進出した。 続きを読む 関連記事