またもや高速道路での「逆走」が発生した。逆走する軽トラックに遭遇した男性が当時の様子を振り返った。
男性は「ここで人生が終わる。『お前俺の人生終わらせる気か』とは一瞬思った」と当時の恐怖を振り返ると、逆走ドライバーについて「顔がチラっと見えたので、表情としてはえらく堂々とした。逆にこっちが悪い、『なんだお前』みたいな感じでしたね」と明かした。
NEXCO中日本 名古屋支社の早河辰郎氏は「あわやぶつかるみたいな状況も何回かありましたので、本当に紙一重」と、大惨事になる一歩手前だったと説明。
その一部始終は8台のカメラが捉えていた。豊田東ジャンクション付近で突然Uターンした軽トラックは追い越し車線を逆走。対向車とあわや接触しそうな場面では、互いにハンドルを切り危機一髪だった。対向車がいなくなるとスピードアップし、その後も猛スピードで追い越し車線を激走。すれ違う大型トラックのほうがブレーキランプをつけて減速していた。
NEXCO中日本によると軽トラは愛知県豊田市の豊田東ジャンクションから岐阜県まで約30分逆走。その距離は33.3キロで、東京からだと東名高速で東京インターチェンジから海老名ジャンクションまでの距離となる。
幸い事故などはなく、最後は警察が運転手を確保。警察によると、軽トラックを運転していたのは80代の男性で、道路交通法違反の疑いで捜査を進めている。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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