ダイハツ工業は、ボルトの不具合により衝突時に座席が動く恐れがあるとして、171万台のリコールを国土交通省に届け出ました。
リコールの対象は、ダイハツが2019年10月~2023年10月までに製造した「タント」や「タフト」、「ミライース」「ムーヴ」など15車種、約171万台です。
国土交通省によりますと、座席を取り付けるボルトの締め付けに問題があり、衝突時にボルトが緩んで座席が動き、乗っている人を保護する性能が発揮できないおそれがあるということです。
これまでのところ事故は確認されていませんが、449件の不具合があったということです。ダイハツは「すべての車両のボルトを適切に締め付ける」としています。(ANNニュース)