これまでに経験したことのないような大雨となっています。命を守る最大級の警戒をしてください。
秋雨前線が活発になっている影響で、過去に例のない大雨となっています。特に石川県能登では午前9時すぎに線状降水帯が発生し、記録的短時間大雨情報が県内各地に相次いで5回発表されました。
気象庁は午前10時50分、石川県の輪島市、珠洲市、能登町に大雨特別警報を出し、命を守る最大限の警戒を呼びかけています。珠洲市や能登町では全域に、このほか輪島市などで避難指示が出されています。
また、県によりますと、これまでに輪島市内で1人の行方がわからなくなっているほか、珠洲市では上戸町と大谷町の2つの地区が孤立しているということです。
このあとも能登半島周辺では断続的に激しい雨となり、22日は台風14号から変わる低気圧が近づき、再び猛烈な雨となる恐れがあります。22日正午までに石川県で200ミリの大雨が予想されています。災害発生に厳重に警戒し、身の安全を図るようにしてください。（ANNニュース）
