気象庁は午前8時20分、伊豆諸島と小笠原諸島に津波注意報を発表しました。各地で最大1mの津波が予想されています。
到達予想時刻は、伊豆諸島には「すでに到達」、小笠原諸島には「到達か」としています。
海岸や河口の近くにいる人はその場所から離れてください。八丈島の八重根では午前8時58分に50cm、神津島港で午前9時34分に20cm、三宅島の坪田と阿古では午前9時11分に10cm、伊豆大島岡田で午前9時37分に10cmの津波を観測しました。
伊豆諸島と小笠原諸島では午前中に満潮時間を迎えるので、さらに津波が高くなる可能性があります。
地震の震源は鳥島近海、震源の深さは10km、地震の規模を示すマグニチュードは5.9と推定されています。
また政府は総理官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置して情報収集にあたっています。また気象庁は午前10時20分から会見を行い、津波の状況や今後の見通しについて説明を行います。(ANNニュース)