輪島市では、夫婦2人で切り盛りする飲食店が1月の地震に加えて今回の豪雨でも被災し、閉店を決めました。
「今まで来てくれたお客さんに本当に申し訳なくて。こんな洪水とかにあって」(今井文子さん)
輪島市中段町の飲食店「美乃幸」の店主・今井幹夫さん(73)と妻の文子さん(61)さんは、36年間2人で店を切り盛りしてきました。
1月の能登半島地震では自宅が半壊し、店を休業していましたが、常連客からの声を受け6月に営業を再開した矢先に豪雨で店が浸水被害を受けました。
「いまこの状態でもう1回続きやるかと言われたらできんね」(今井幹夫さん)
2人は常連客に対し、閉店の報告と感謝の気持ちを伝えていくということです。(ANNニュース)