ロンドンのテムズ川沿いにあるパブは、その立地を最大限に利用して多くの客を集めています。
ロンドンのテムズ川沿いにある一軒のパブ。一見するとどこにでもありそうなパブですが、よく見てみるとお店は水浸しになっています。お客は水に足をつけながらビールを楽しんでいて誰一人水浸しになっていることを気にしていません。
実はここ、テムズ川のほとりにある潮の満ち引きで浸水するパブなのです。こちらのパブでは月に数回お店が浸水し、約30cm程の深さになる時もあります。ユニークな体験ができることもあって、浸水にあわせて多くのお客さんで賑わっています。
「パブに座って潮が満ちてくるのはとてもいい経験だ」(男性客)
「とてもクールだよ。ワインを2本もって島に取り残されたような気分になる。彼女も逃げ出せないしね」(カップル客)
満潮になると1時間以上足元が水浸しになる場合もあります。こちらのパブは1780年に建てられ、それ以来多くの人に愛されているということです。(ANNニュース)