アプリの活用で、飛行機が遅延・欠航したときの乗客のストレスや現場の負担軽減を目指します。
ANAが7月から導入を始めたサービスでは、飛行機が遅延・欠航になった場合、その情報を乗客のスマートフォンに即時に通知します。
また、それに伴う補償金はこれまで職員が封筒に詰めた現金を乗客一人一人に手渡ししていましたが、アプリではどこからでも電子マネーやマイルなどで受け取ることができます。
振替便の予約や宿泊費の精算もアプリで手続きでき、カウンターに並び直したり空港で長時間待機することもなくなったということです。
「運航イレギュラーでかなりのご迷惑をおかけしていますが、そこからさらにお客様にストレスをおかけしたり、長時間お待たせするということは極小化していきたいと思っております」(全日本空輸・小山田亜希子オペレーションサポートセンター長)
航空業界では、業務やサービスのデジタル化を働き方の改善につなげる動きが進んでいます。(ANNニュース)