東京都は、将来の妊娠に備えて卵子を冷凍保存しておく「卵子凍結」について、理解を深めるためのセミナーを初めて開催しました。
「妊娠出産育児というライフイベントを一体どこ(の時期)にもっていくかという選択が卵子凍結であると思います」(東邦大学医学部・片桐由起子教授)
 東京都は、都内に住む18歳~39歳の女性を対象に去年9月から卵子凍結にかかる費用のうち、1人あたり最大30万円を助成しています。
 都はきのう、卵子凍結について専門家の基礎講座や、卵子凍結経験者と不妊治療を経験したテニスの杉山愛さんらの座談会を通じて理解を深めるセミナーを初めて開催しました。講座の中では、「卵子凍結は将来の妊娠を保証するものではない」などのデメリットも紹介されました。(ANNニュース)