誰もが描いた未来予想図は、非情すぎる結末だった。10月29日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」の第1試合では、EX風林火山の松ヶ瀬隆弥が役満・国士無双をアガれずに、天を仰ぐ一幕があった。
 問題の場面は東3局3本場だ。当試合は起家からU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)、松ヶ瀬の並びでスタート。東1局、松ヶ瀬はリーチをかけるも、内川が高宮から中・混一色の3900点(供託1000点)をアガった。東2局でも、松ヶ瀬はリーチを宣言。その後、高宮もツモリ四暗刻でリーチをかけ、結果は流局だった。