南米ペルーを訪問している日本・アメリカ・韓国3カ国の首脳が、石破総理の就任後初めて顔を合わせ、安全保障などの分野での連携をさらに高めるため、3カ国の調整を担う事務局の設置で合意しました。
「私たち3カ国が協力すれば、今後何年にもわたってインド太平洋地域の平和と安定の基盤となるだろうと、私は心から信じています」(バイデン大統領)
バイデン大統領は会談の冒頭、3カ国の連携が「平和と安全保障にとって大きな違いを生み出す」と強調しました。
会談後に発表された共同声明の中で、ウクライナに北朝鮮の兵士が派遣されたことについて、「ロシアによる侵略戦争を危険な形で拡大する」として、ロシアと北朝鮮を強く非難しました。また、安全保障や経済分野での3カ国の調整を担う事務局を、新たに設置することで合意したということです。
2025年1月にトランプ政権が発足することを見据え、4年間の「バイデン外交」の締め括りとして、3カ国連携の枠組みをさらに強固にする狙いがあります。(ANNニュース)
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