富山県高岡市の鋳物工房では、2025年の干支である「蛇」をモチーフにした工芸品づくりが最盛期を迎えています。
とぐろを巻いた蛇の置物と蛇の模様のぐい飲み。どちらも「すず」100%で作られた鋳物です。「すず」の鋳物づくりは250℃に溶かした「すず」を鋳型に流し込んで制作していきます。その後、鋳型を崩して商品を取り出し、職人が手作業でひとつひとつ丁寧に形を整えていきます。
2024年の新商品「福蛇」は、「すず」100%の特性であるやわらかさを生かし、とぐろを自在に曲げて様々なインテリアと組み合わせて飾ることができます。また、金運をもたらすとされる「蛇」と、さびにくく朽ちにくい性質のため「繁栄」につながるとされる「すず」との組み合わせは、縁起が良く、贈り物としても人気があるということです。(ANNニュース)
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