りそな銀行は、現金を扱うカウンターがない新しいタイプの店舗を初めてオープンさせました。「金利のある世界」で収益力を高めるため、大手銀行では新型の店舗が次々と増えています。
奈良県の大型商業施設に17日オープンした『りそな!nイオンモール大和郡山』は、従来の銀行のような窓口やカウンターはなく行員は現金を取り扱いません。利用客は個室のブースで、口座開設や資産運用などの相談を行います。
商業施設の中に店舗を構えることで利用客との接点を増やすだけでなく、気軽に資産運用などの相談に応じて収益力を高める狙いです。りそな銀行は2025年9月までに、同様の店舗を10店舗出店したいとしています。
日本銀行の利上げにより「金利のある世界」が復活したことで、大手銀行各社は店舗の収益力向上に向けた動きを加速させています。三井住友銀行は2025年度末までに、全国約400店舗のうち250店舗をこうした店舗に移行させるほか、三菱UFJ銀行は既存の店舗の約8割を改装する方針です。(ANNニュース)
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