11月20日、数千人の移民がメキシコ南部からアメリカ国境へ向けて出発した。
 アメリカのトランプ次期大統領が掲げる移民政策に対する人々は「ドナルド・トランプ(次期大統領)のせいで通れないかもしれないと恐れている」「彼が再び大統領になる前に出発し、何が起こるか見守ることにする。強制送還はあるかもしれないが、神の思し召しで私たちには起こらないだろう」などと口にした。
 ここ数年、アメリカ入国を希望するキャラバン隊が安全を求めてアメリカとメキシコの国境を目指してきたが、そのほとんどは途中で離散している。