与那国島に自衛隊を配備
 日本最西端の沖縄県・与那国島。台湾からわずか110キロの距離にあるこの島は「台湾有事」の懸念に揺れている。
 およそ20年前、人々は島を活性化させようと台湾との交流を深め、一つの町として自立して生きていくための計画「自立へのビジョン」を作成した。しかし、台頭する中国を念頭に政府は自衛隊を配備。ミサイル部隊の配備計画のほか、有事に自衛隊などが使う「特定利用空港・港湾」での港の整備と空港の拡張計画も浮上している。