親ロシア派の政権がEU加盟交渉の停止を宣言したジョージアで、市民による大規模なデモが続いています。
ジョージアの首都トビリシでは30日夜、3日連続となる大規模なデモが行われています。
独立系メディアなどによりますと、市の中心部に数千人が集まりました。親ロシア派とされるコバヒゼ首相は30日、連日行われているデモはヨーロッパによる操作だと主張しました。コバヒゼ首相は「ジョージアを『ウクライナ化』できなかったヨーロッパの政治家たちが社会に対立を起こそうとしている」などとしています。
ウクライナでは10年前、EUとの関係強化が進んでいましたが、当時のヤヌコビッチ大統領が突如、EUとの関係強化を棚上げしました。これに市民が反発し2014年に大規模デモ「マイダン革命」が行われ、親ロシア派のヤヌコビッチ政権の崩壊につながりました。(ANNニュース)
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