ネット上では、よく「書いて覚える」ことが論争になる。一定の効果があるとする教育者がいる反面、アメリカで医師として働く安川康介氏は「書き写すのはあまり効果がない。ハイライトや下線を引く勉強法は、他の学習法に比べて効果が低い」と指摘する。
 安川氏は、大学在学中、決して勉強漬けではなかったが、「アクティブリコール」と呼ばれる記憶術を使ったことで、日米の医師国家試験にダブル合格した。一方で近年では、知識量より応用力を問うために、スマートフォンなどを持ち込み可能とする試験もある。『ABEMA Prime』では、安川氏とAI時代に人間が記憶することの意味を考えた。