日銀は1月23日、24日に開く金融政策決定会合で追加の利上げを行うのか?
新卒で日本銀行に入社し、現在はみずほリサーチ&テクノロジーズ主席エコノミストを務める河田皓史氏は「正直50-50でわからない」と述べた。
「理屈としては全然やってもいい。物価・賃金はしっかりしており、円安が進んでいることもあるので、むしろ早く上げた方がいいという判断もあり得る。日銀が迷ってるのは『トランプ氏が大統領就任式で何を言うのか』、それ次第でマーケットが荒れる可能性もあるため、最後そこを見極めて判断するのでは。とはいえ、1月の利上げを見送ったとしても3月、4月など近いうちに利上げを行う可能性はかなり高いだろう」
日銀の利上げは住宅ローン金利のアップにつながる傾向にある。どのように対策すればいいのか?
「正直、やれることは限られている。“遊んでる金融資産”がある人は『繰り上げ返済』や『運用収入のアップ』など選択肢があるだろう」(河田氏)
(『ABEMAヒルズ』より)


