【AFC U20アジアカップ】U-20日本代表 3-0 U-20タイ代表(日本時間2月14日/深圳ユース・フットボールトレーニングベース・ピッチ1)
U-20日本代表のMF大関友翔(川崎フロンターレ)がキレのあるターンで相手のプレスを掻い潜った。その美しいプレーにはファンがうっとりしている。
U-20日本代表はAFC U20アジアカップのグループステージ第1節でU-20タイ代表と対戦。ダブルボランチの一角でスタメン出場した大関が卓越したテクニックを見せたのが、2点リードで迎えた前半終了間際の45分だ。
U-20日本代表が右サイドを起点にパスを繋いで攻め上がる中、大関は相手2人の間でパスを呼び込むと、利き足ではない左足でボールをタッチ。それと同時に、身体の向きを相手ゴール方向に向けてターンする。軽やかな身のこなしと卓越した技術が詰まったこのプレーからボールを左サイドに展開し、決定機にまで繋がっている。
解説の水沼貴史氏は「あぁ、良いターン」と感嘆の声を漏らし、実況の安井成行氏も「さぁ大関、前を向いた」と唸っていた。またファンがSNSで反応し、「大関のターンは本当に美しいな」「綺麗なターン」「完璧にいなしてるな」と魅了されていた。
川崎U18で育った大関は、昨シーズンにJ3の福島ユナイテッドFCで武者修行し、新シーズンからJ1川崎に復帰したテクニシャン。大先輩の中村憲剛に憧れ、その後継者として期待されている逸材だ。
なお、U-20日本代表は3-0でタイ代表に快勝。若きサムライブルーは2月17日に第2戦でU-20シリア代表、2月20日の第3戦でU-20韓国代表と対戦する。
(ABEMA de DAZN/AFC U20アジアカップ)
【AFC U20アジアカップ】
2025年2月12日から3月1日まで中国で開催。グループステージは16チームがグループAからグループDに分かれて戦い、各組の上位2チームが決勝トーナメントに進出する。準決勝に進出した上位4か国が、2025 FIFA U-20ワールドカップ(チリ開催)の出場権を獲得する。日本は前回の2023年大会で準決勝敗退、今大会は2016年大会以来となる優勝を狙う。