【スーパーフォーミュラ】第4戦(決勝・4月20日/モビリティリゾートもてぎ)
日本最速を競うスーパーフォーミュラの第4戦は、スタートから波乱の展開となった。
モビリティリゾートもてぎで開催された昨年の第5戦以来となるポールポジションを獲得した山下健太(KONDO RACING)は1番手からスタートすると、絶好調のDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの太田格之進と牧野任祐を抑えて首位を死守。しかし、上位陣が好スタートを切るなか、1コーナーでは後方の3台が接触してしまい、1周目でセーフティカー(SC)が出動する事態となった。
イン側を走っていた平良響(KDDI TGMGP TGR-DC)が、1コーナーで止まりきれずブレーキをロックさせてしまい、高星明誠(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)に激突。さらにぶつけられた高星に巻き込まれる形で、三宅淳詞(ThreeBond Racing)も接触した。
平良は、高星のマシンに後輪を乗り上げるような形でジャンプし、そのままグラベルを滑っていくとグラベルに捕まってしまい、マシンをコースへ戻すことができずリタイアとなった。なお、平良は自力でマシンを降り、大きな怪我はなかった。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2025』/(C)JRP)