【スーパーフォーミュラ】第3戦(決勝・4月19日/モビリティリゾートもてぎ)
F1バーレーンGPで強豪レッドブルの一員としてフリー走行に出場した岩佐歩夢。日本での凱旋レースとなったスーパーフォーミュラ第3戦では、まさかのリタイアに見舞われた。
金曜の不調とも言えるフリー走行から調子を上げていた岩佐(#15 TEAM MUGEN)。
レース終盤28周目には、この日好調のルーキーで3位を走るイゴール・オオムラ・フラガ(#65 PONOS NAKAJIMA RACING)を射程圏内に捉え、表彰台を狙えるポジションまで浮上していた。しかし、その矢先、5コーナー手前でマシンがスローダウン。コースサイドでマシンを止めざるを得なくなり、無念のリタイア。「ああーーー!」と悔しさを爆発させる無線がファンの胸を打った。
スタジオ解説でレーシングドライバーの松下信治氏は「ギアがアップもダウンもできない。シフトを両手で持っていますけど、トラブルはキアボックスの中身の方ですね。ポイントリーダーですので落とせない中、良いレースをしていた中での自分以外のトラブルですから悔しいですね」とコメント。ファンも「これはついてない」「これは悔しい」「2位いけそうやったのに」「辛い…」と同情の声を寄せていた。
なお、レースは牧野任祐(#6 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が第2戦に続く連勝を達成。このリタイアにより岩佐はポイントリーダーの座を明け渡す形となった。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2025』/(C)JRP)
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