【MLB】ドジャース 9—2 パイレーツ(4月27日・日本時間28日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したパイレーツ戦で5回、テオスカー・ヘルナンデスが通算200号メモリアル弾を放ち、本拠地はだいかんせいに包まれた。しかし、その一方で、一人肩を落とすファンの姿が現地カメラに捉えられていた。
5-2とドジャースが3点リードの5回、T・ヘルナンデスがこの日3度目の打席に立った。T・ヘルナンデスは相手先発・左腕ファルターの4球目、ど真ん中に甘く入ったスライダーを豪快にフルスイング。打球は飛距離402フィート(約122.5メートル)、高々と舞い上がり、右中間スタンドに一直線に飛び込んだ。
今季8号にして、自身通算200号となる記念のアーチ。スタンドは歓喜に沸いたが、大勢の観客の中でひとりだけ悲しさを隠せなかったファンがいた。右中間スタンド最前席にいた彼は、しっかりとグラブを構え、ホームランボールを捕るべく完璧な体勢を整えていた。
しかし、近づいてきた他のファンに焦ってしまったのか、グラブに収めきれず、ホームランボールはネットの上へポトリ。その瞬間、彼は“しまった”というような表情で天を仰ぎ、一人悲しみのオーラに包まれていた。
なお、この後ドジャース公式Xは、T.ヘルナンデスが200号の記念ボールとともに笑顔で収まる写真をツイート。メモリアルな一球は本人の元へ無事還ったようだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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