【MLB】ダイヤモンドバックス 11－14 ドジャース（5月9日・日本時間10日／アリゾナ）
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でダイヤモンドバックス戦に先発出場。9回には決勝弾となる第12号の3ランホームランを放った。この時、打たれた投手の行動に注目が集まっている。
序盤から激しい乱打戦となった試合は、9回に大谷のバットでフィナーレを迎えた。3点ビハインドから集中連打で11ー11と追いついて迎えた大谷の第6打席。1死一、二塁のチャンスで左席に入ると、カウント1ー2からトンプソン投手が投じた4球目、インローへのスプリットをうまく掬い上げた。
大谷は打った瞬間にホームランを確信。バットを放り投げながら両手を広げた確信バンザイポーズで喜びを表現。球速度113.0マイル（約181.9キロ）、飛距離426フィート（約129.8メートル）とスピード、飛距離共に完璧で、MLB30球場全てでホームランとなる文句なしのアーチとなった。
大谷に完璧なホームランを打たれたトンプソンは、打たれた瞬間にくるっと向きを変えて打球を目で追いかける。しかしアリゾナの夜空にぐんぐん突き進んでいくあたりに観念したように、そんままマウンドを降りて一塁方向へと歩いていき、中継映像では悔しい表情を見せているところが大きく映し出された。
このシーンにSNS上のファンたちは「ピッチャーが少し可哀想なくらいな一発」「なんとも言えない表情してたな」「相手の心を砕く大谷さんの特大アーチ！」「みんなすぐにホームランってわかったな」といった声が寄せられている。
この日の大谷は6打数2安打、1本塁打、4打点の活躍を見せて打率.304に上昇。直近では7試合連続安打、さらに10試合で6発と大暴れとなっている。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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